すい管拡張とは?どんな病気や症状?検査方法を詳しく解説

すい管拡張 MRI撮影 MRI検査

住民の健康を守るために行政が毎年開催している健康診断を毎年受診していますか?
数年前に行った腹部超音波検査で膵管(すいかん)部分に白いものが映っているので
精密検査を勧められた。
直ぐに病院でMRI検査を受けたが判定は『膵管(すいかん)拡張』だった。
すいかん拡張とは膵臓付近に繋がっている細い管の一部分が拡張(膨らんでいる)
という事。原因を突き詰めるための画像診断がMRI撮影です。
腹部超音波検査(エコー)でもざっくりと画像で見ることはできますが、
より鮮明に詳しくする検査の事です。
移行毎年1回のペースで同様にMRI検査を受けていますが、どういう検査で、
同時に行われる血液検査で扱われる項目とその項目の数値が何を訴えているのかを
分かり易く解説していますので、良かったら読み進めてください。

 

膵管(すいかん)拡張とは?

膵管(すいかん)とは、膵臓に繋がっている管の事です。
通常は同じ太さの管でつながっているのが正常ですが
、細いはずのパイプが部分的に膨らんでいる。すい管拡張
機能的には膵臓で作られた消化液(膵液)を十二指腸に運ぶ管です。
超音波検査でこの膵管が通常より太くなっている状態を「膵管拡張(すいかん)」といいます。
膵管拡張を検査できるのは、MRI撮影が最も詳しい検査方法で一般的です。
検査日を予約して撮影まで1か月かかることもあります。

膵管(すいかん)拡張の主な原因

膵管が広がる原因として、以下のような病気が考えられます。

  1. 慢性膵炎:長期間にわたり膵臓に炎症が続く病気。膵管が狭くなったり詰まったりすると、上流の部分が拡張する。
  2. 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN):膵管の中にできる腫瘍で、粘液を分泌するため膵管が広がる。がん化のリスクがあるため要注意。
  3. 膵がん:膵管にがんができると、がんの手前で膵液がたまり、膵管が拡張する。
  4. 胆石や総胆管結石:膵液の流れが悪くなることで膵管が広がる。
  5. 加齢による変化:特に症状がなくても、年齢とともに軽度の膵管拡張が見られることがある。
  6. この様な説明を聞くと怖くなりますが、あくまでも可能性の話ですから過剰な心配せず
    安心するために進んで検査を受診しましょう。

推奨される追加検査

膵管(すいかん)拡張が見つかった場合、原因を詳しく調べるために以下の検査を
すすめられることがあります。

① MRI(MRCP:磁気共鳴胆管膵管撮影)

膵管や胆管の状態を詳しく確認するために、造影剤を使わずに撮影できる検査です。
水分を含む構造が白く写るため、膵管の拡張や腫瘍、結石などの異常が分かります。

メリット

  • 放射線を使わないため、被ばくの心配がない。
  • 非侵襲的(体に負担が少ない)。

デメリット

  • 機械の中でじっとしている必要がある。
  • 閉所恐怖症の人にはつらいことがある。
  • MRIも撮影ドームの中に30分くらい固定され心的な不安はあるかもしれません。

② CT(コンピューター断層撮影)

膵臓や膵管の形、腫瘍や炎症の有無を確認するために行われることがあります。
造影剤を使用すると、より詳しい情報が得られます。
しかし、断層撮影なので詳しくはもっとも詳しいとは言えません。

③ 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)

膵管の中に造影剤を入れてX線撮影をする検査。
治療(ステント挿入や結石除去)も同時に行えるが、膵炎を引き起こすリスクがあるため慎重に行われます。幕に傷をつける不安があります。(個人的な意見)


健康診断の血液検査の目的と主要な検査項目

血液検査では、膵臓の状態だけでなく、腎臓や肝臓の機能、炎症や腫瘍マーカーなどを
調べることができます。

腎機能関連の血液検査

検査項目 意味
BUN(尿素窒素) 腎臓の老廃物排出機能を評価する指標。高いと腎機能低下の可能性あり。
Cre(クレアチニン) 筋肉由来の老廃物で、腎臓が正常に機能しているかをチェックする。
eGFR(推算糸球体濾過量) 腎臓が1分間にどれだけ血液をろ過できるかを推定する数値。低いと腎機能が低下している可能性。
1/Scr(逆数クレアチニン) クレアチニン値の逆数で、腎機能をより正確に評価するための補助的指標。

血液の状態をチェックする検査

検査項目 意味
乳び(リポミルキー) 血液中の脂肪の状態を調べる。食事の影響を受けやすい。高いと高脂血症の可能性。
溶血 赤血球が壊れているかどうかを確認。溶血が起きると検査結果が不正確になることがある。
黄疸(ビリルビン) 肝臓の異常や胆管の閉塞があると上昇。膵管拡張と関連する場合も。

腫瘍マーカー(膵がん・消化器がんの可能性を調べる)

検査項目 意味
CEA(癌胎児性抗原) 消化器系のがん(膵がん・大腸がんなど)で上昇することがある。喫煙者でも高くなることがある。
CA19-9 膵がんや胆道がんで特に高くなる腫瘍マーカー。ただし、慢性膵炎や胆石症でも上昇することがある。

上記の腫瘍マーカー(CEAとCA19-9)が最も気になります。
良く調べていただき安心したいものです。

まとめ

膵管(すい管)拡張が見つかった場合、慢性膵炎、IPMN、膵がん、胆石などが原因として考えられます。
追加の検査として、**MRI(MRCP)、CT、内視鏡検査(ERCP)**が行われることがあります。

血液検査では、膵臓の状態だけでなく腎臓や肝臓の機能、腫瘍マーカーのチェックもできます。
特にCA19-9やCEAが高い場合は慎重な経過観察が必要です。

膵管拡張が見つかっても、すぐに深刻な病気とは限りません。
医師と相談しながら、適切な検査を受けて経過を見守ることが大切です。
医師が患者の気持ちを察してゆっくり話しを聴いてくれる方なら
相談しやすいですね。
腹部超音波検査は何度も受けており、過去に指摘を受けた事が無く、
白いものが映っている。
と聞き再検査を言われた時は、少しドキドキでした。

MRIは特殊な強い磁場を利用した検査ですので、ヘッドフォンをして、
お腹の上に重い鉛のベッドを乗せ動きにくい様に固定させます。
そして、ベッドが動き、白いドームの中に運ばれます。
その後は深呼吸をして、そこで息を止めてとアナウンスされ、数十秒呼吸停止で我慢です。


ここで注意する事は、動くと画像が乱れ再検査になります。
一度で済ませる為に止める時は素直に協力をして息を止めます。
肝心なのは腹部に力を入れて固定する事が必要です。


以前(2024年)は造影剤を飲みましたが2025年時は点滴で注射針をさしたままで、
ベッドに乗り、暫くしてから、
液体を体内に挿入していきました。
冷たい液体が体に浸みていく感じが解ります。
その時に技師から気分は良いですか?と尋ねられます。
私の場合は気分の変化は無く順調に終了しました。

検査自体は単純ですが、ドーム内で
何度も
息を吸って呼吸を止めて!を繰り返します。
撮影時に動くと画像が乱れ判断が付き難い→再検査

撮影時の困ること
息を吸って止めては、
分かり動かずにいることは容易ですが、
それ以外に撮影しているようで、
そこの画像がブレていると言われた事がありました。
しっかりとした説明が欲しいものです。

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